【税理士による解説】居住用不動産の3,000万円控除について
個人が居住している、もしくは居住していた不動産を売却する際に、要件を満たしていれば「居住用不動産の3,000万円特別控除」が適用されます。 居住用不動産の3,000万円特別控除とは、譲渡所得から最高3,000万円を控除できる制度のことです。 譲渡所得は、不動産を売却して得られる所得のことで、以下...
2023年9月24日【税理士による解説】居住用不動産の3,000万円控除について
個人が居住している、もしくは居住していた不動産を売却する際に、要件を満たしていれば「居住用不動産の3,000万円特別控除」が適用されます。 居住用不動産の3,000万円特別控除とは、譲渡所得から最高3,000万円を控除できる制度のことです。 譲渡所得は、不動産を売却して得られる所得のことで、以下...
2023年9月24日中国不動産バブル崩壊を中国政府は乗り切ることができるか?
碧桂園危機でカウントダウンが始まる中国の不動産バブル崩壊 2020年に中国の大手不動産会社、恒大集団の経営危機が発生してしばらく時間が経過しましたが、今度は中国最大のデベロッパーである碧桂園の財務状況悪化が表面化し、問題となっています。 碧桂園は、中国恒大集団など、同業他社と比べ、財務が健全だ...
2023年9月23日コロナとインフレを克服しつつある米国経済、不動産市場はどうなっているか?
はじめに 日本でも2023年5月にコロナが5類に移行され、二年以上続いたコロナ禍が実質的に終わりを迎え、街に人と活気が戻ってきました。 コロナ以前の状態にすっかり戻ったように感じますが、コロナ禍で形成された生活スタイルの変化は大きく、コロナ禍が終わっても、もとに戻らないものもあります。この流れは、...
2023年9月10日【税理士による解説】住宅ローンの連帯債務について
マイホーム購入時の重要事項は住宅ローンの締結となります。 住宅ローンにはさまざまな種類があり、共働き夫婦であれば、収入を合算して住宅ローンを組むことも可能です。 「住宅ローンにおける連帯債務」とは、主債務者と連帯債務者を設定し、2人でローンを組む方法のことです。 1人で申し込むよりも、多くの金...
2023年8月31日【税理士による解説】財産分与について~実務上の視点より~
結婚してから20年以上経過してから離婚すると、財産分与に年金や退職金が含まれたりするので、若い頃に離婚する場合とは違った点が出てきます。 また夫婦が高齢になって収入が少なくなってくると、その後の生活や相続について問題が出てくる可能性があります。 マイホームを取得している場合 熟年離婚の場合、若...
2023年7月30日【税理士による解説】財産分与について~法律上の視点より~
財産分与とは 財産分与とは、婚姻期間中に夫婦が共に築いた財産を離婚時に分割する制度のことです。 財産分与の対象になるのは夫婦の共有財産のみです。 ただし、専業主婦(夫)で仕事をしていない場合でも、結婚期間中の収入は仕事をする相手を支えたことで得られたものと見なされるため共有財産となります。 分与...
2023年6月18日【税理士による解説】土地の名義変更について~変更に係る税金と注意点
名義変更に係る税金 登録免許税 所有権移転登記を行う際には、「登録免許税」という税金が課税されます。 土地の価値に応じて数万円~数十万円単位での税金になり、登記の手続きをする際に納付する必要があります。登録免許税の課税額は以下の計算式で算出できます。 固定資産税評価額×税率=登録免許税の課税額...
2023年5月28日【税理士による解説】土地の名義変更について~手続きと必要書類
土地の売買、あるいは土地の相続などが行われたときには、土地の所有者が変わったことを法的に証明するために、「所有権移転登記」と呼ばれる名義変更を行います。 名義変更を行うと、「不動産登記簿謄本」という不動産の状況や権利関係を法的に示した書類が更新されます。 名義変更の手続きは、国の機関である法務局...
2023年4月26日不動産投資にもレトロブームが到来?(2)~ヴィンテージマンション投資について徹底解説!
不動産投資におけるレトロブームに関し、前記事では、古民家投資について解説しましたが、本記事においては、ヴィンテージマンションへの投資について紹介して行きます。 そもそもヴィンテージマンションとは何か? ヴィンテージマンションに関して、正確な定義はありませんが、一般的なマンションは築年数が古く...
2023年4月9日不動産投資にもレトロブームが到来?(1)~古民家投資について徹底解説!
IT化によって生活の効率化は促進し、スマホや電化製品などは、新機能が備わった新製品が次々と発売され、常に消費者対して新しいものへの買い替えを提案してきます。 しかし、一方では、使い捨て文化を見直し、あるものを再利用し、CO²削減を進めるなどのサステナブル的な考え方も浸透しつつあります。 自動車分...
2023年3月26日【税理士による解説】共有名義不動産を売却する方法とは~売却方法と必要書類について~
共有名義不動産を売却する方法はいくつかありますが、場合によっては共有者全員の書類が必要となりますし、トラブルになる可能性も否定できません。 しかし、共有名義の不動産を売却することは可能です。 共有名義不動産を売却する方法5選 共有名義不動産とは、複数人で所有している不動産のことをいい、「共同名義不...
2023年3月12日【税理士による解説】不動産査定書(不動産鑑定書)とは~不動産査定書の依頼方法~
不動産査定書を作成してもらう手順についてですが、不動産会社に依頼する方法と不動産鑑定士に依頼する方法の両方があります。 不動産会社へ依頼する場合 不動産査定書を不動産会社に依頼する場合、最近はネットで不動産会社を調べてから査定を依頼する方が多いようです。 まずは簡易査定を行い、より詳細なものが欲し...
2023年2月1日投資用の区分マンションに住んでもいいの?にお答えします
不動産投資をやっていると、投資用マンションに自分は住むことが出来ないのかと疑問を持つ方もいると思います。自分の購入した物件ですし、住むことは一見問題ないように思いますが、投資用ローン買った物件には自分で住めないといった噂を聞いたなど、本当のところがわからないという声を聴きます。そこで今回は...
2023年1月15日【税理士による解説】不動産査定書とは~チェックポイントの解説~
不動産査定書とは、不動産会社や不動産鑑定士などが対象の物件を査定した結果を記載した書類です。 家や土地を売ろうとするとき、「いったいどれくらいの価値があるのだろう?」と気に掛かる人は多いと思います。その疑問に答えるために不動産会社や専門家が調査することを不動産査定といい、その結果を記載したものが不...
2022年12月30日【税理士による解説】離婚時の不動産の処理について~売却すべきか、維持するべきか~
離婚時に、今住んでいるマンションをどうするかは悩ましい問題です。一般的な選択肢としては、「マンションを売却する」「どちらか一方が住み続ける」「賃貸物件にして収入を得る」の3つがあります。 マンションを売却してしまうと引越しを余儀なくされ、生活環境が大きく変化するため、住み続けたいと思う人も多いでし...
2022年9月8日インバウンド解禁で、海外からの不動産投資マネーも増える?
日本はコロナに対する厳しい水際対策を長く継続したことで、欧米に比べてコロナ感染者数の増加は軽微で済みました。反面、渡航者解禁を早期に実行した欧米各国に比べると、経済回復が遅れてしまっています。 政府は、この夏に参議院選挙を控えていることから、コロナを拡大させないことを最重点課題としていたようですが、...
2022年6月14日「みんなで大家さん」の評判は?成田は危ない?不動産投資家が本当のところを教えます。
最近、「みんなで大家さん」の広告をよく目にしますが、これってどうなのでしょうか?利回り7%でそれなりに実績もあるようなので、良い投資のような気もしますが、そんな良い話しには裏もある気がします。 ここでは、「みんなで大家さん」について、ファンドマネージャーなりのアドバイスをしていきますが、結論...
2021年11月6日2020東京オリンピック後の不動産市況はどうなるのか?
2020東京オリンピックも無事に閉幕しました。 これまで、オリンピックの開催地は、開催決定後、交通や都市開発など、多額の投資により都市整備が行われました。また、オリンピック開催にともない、多くの外国人が来場することから、その地域が世界中に認知され、不動価格にも影響が及びます。 東京オリン...
2021年8月12日アフターコロナの不動産価格はどうなるのか?不動産価格決定の要因も含めて解説して行きます。
2020年から始まったコロナ禍ですが、ワクチンの普及によって、ようやく終息への道筋が見えつつあります。2020年初期のコロナパンデミックの際には、全世界の株価の大幅な暴落があり、不動産市場の動きも低迷する兆しを見せていました。 その後、株価は各国政府の財政支援や金融支援により持ち直し、2021...
2021年6月18日【ニュース解説】フラット35投資悪用による被害が続いています、投資初心者は騙されないように!!
2021年5月4日の朝日新聞の記事に「フラット35投資悪用消えず 業者が甘い誘惑、返済難も」という記事が載っていました。 https://www.asahi.com/articles/ASP52444SP4VULFA01Z.html 詳細に関しては、上記のリンクから記事をお読みいただきた...
2021年5月5日