サラリーマンだからこそお勧め!不労所得の作り方を教えます!!

コロナ禍で収入が減ってしまったサラリーマンの方が、減った収入を補うために副業に取り組むケースが増えてきています。会社にとってみれば、「副業をするくらいなら、本業に真面目に取り組め!!」と言いたいところですが、最近では、会社が副業を支援しているケースもあります。

しかし、副業をするにも、器用さや、その方面での知識・能力が必要と考え、なかなか踏み切れない方も多いでしょう。

ここでは、副業までする時間や知識・能力は無いけど、不労所得は欲しいというサラリーマンの方に、不労所得の作り方をコッソリ紹介していきます。

王道不労所得編

不労所得とは自分自身が労働することなく得られる所得のことです。働かないといっても、全く何の労力やリスクも無くお金が勝手に入ってくるということはありません。

頭を使ってお金を稼ぐ仕組みを考えて、その仕組みがお金を産むことができれば、不労所得になります。まずは、サラリーマンが取り組むことができる不労所得稼ぎの方法として一般的なものを紹介していきます。

その1:不動産投資

不動産投資は、不労所得を得られる代表的な副業の一つです。現在の低金利の状況では、預金利息は不労所得にもなりませんが、不動産投資であれば、預金金利より遥かに高い利回りで、家賃収入を得ることができます。

物件を購入後は、管理を不動産会社に委託すれば、その後の労力がかからないというのが不動産会社のセールス文句です。

確かに、不動産投資は表面利回りで5%くらいの利益を取ることができるものもありますし、購入後も不動産会社が、ほとんどのことをやってはくれます。しかし、そんなに上手くいくものでしょうか?

不動産投資をする資金が全額自己資金であれば、預金金利との比較で、家賃収入は不労所得となるでしょう。しかし、一般的には不動産投資は2,000万円以上の投資となることから、ほとんどの方が金融機関からのローンを利用しています。

ローンを利用すれば、家賃収入のほとんどが、利息や元金の返済に充てられることになります。更に、管理手数料や税金を支払えば、手元に残る資金は僅かです。

都内で築15~20年、比較的立地の良いワンルームマンションへの投資であれば、だいたい、月に5,000円~10,000円のプラスとなるのが一般的ですが、固定資産税も考慮すれば、ほぼトントンの状態でしょう。物件によっては、むしろ手出しが必要となる場合あります。

確かに、築古や地方の高利回りの物件に投資すれば、月に数万円の不労所得を得ることもできますが、その分、空室リスクや値下がりリスクも高くなってしまいます。

このように、サラリーマンがローンを利用して行う不動産投資は、あまり不労所得にならないというのが現状です不動産投資はどちらかというと、老後の資産形成を目的とした投資と言えるでしょう

多額の投資ですので、投資前にはそれなりの勉強や情報収集が必要ですので、それなりの労力もかかります。

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その2:株式、投資信託への投資

株式や投資信託の投資収益には、キャピタルゲイン(売買差益)とインカムゲイン(配当金)があります。不労所得を得たいのであれば、インカムゲインを中心に狙う投資が向いているでしょう。

年に1、2回配当金を投資家に支払う企業は多くありますが、中には配当利回りが年率5%を超えるものも少なくありません。ネットで「配当利回りランキング」と検索すれば、すぐに出てきます。

メガバンクや大手商社などでも年率5%を超えるところもありますので、比較的リスクを抑えながら投資をすることができます。

更に、企業によっては、株主優待として、自社商品などももらえるチャンスがあります。さまざまな株主優待を受け取ることで充実した生活を送っているような方もいますので、うってつけの不労所得と言えるでしょう。

また、REITと呼ばれる不動産投資信託はどの銘柄も利回りが高く、更に、安定した配当を出し続けています。

投資信託には、毎月や隔月、配当を出すようなタイプのものもあります。これらも不労所得を得られる投資となるでしょう。

ある程度の余裕資金がある方は、このような配当を狙った投資をすることで、不労所得を得るという方法もあります

ただし、利回りだけを見て闇雲に投資をするのでなく、ある程度、経済や政治の勉強をしたうえで、銘柄の選択をするべきです。

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その3:暗号資産(仮想通貨)やFX(外国為替証拠金取引)

株式や投資信託への投資で不労所得を得るにはそれなりの元手が必要です。それに対して、暗号資産やFXであれば、値動きも大きく、更に、証拠金をもとにその何倍もの金額を動かすことができるので、少ない元手でも不労所得を得るチャンスがあります。

この場合は、インカムゲインというよりも、値動きの幅を取る、キャピタルゲインを狙った投資となります。

暗号資産投資で1億円以上を稼ぐ「億り人」が注目されたように、これらの投資は大きな資産を稼ぐ手段にもなりえます。

その反面、リスクもそれ以上に大きいので、FXであれば、長い時間、市場の動きを見ていなければなりませんし、両方の投資とも、実力以上に運も味方してくれないと成功できません。

なかなか片手間とは行かない投資ですので、「不労」ではなく、心身をすり減らす、それなりの労力が伴いますので、あまり「不労」を期待するのは良くないと思われます

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その4:アフィリエイト、YouTube

アフィリエイトとは、自分のブログで、いろいろな商品を紹介し、その商品が購入された場合、成果報酬が入る仕組みのことです。

サーバー代やドメイン代など投資費用がかかりますが、格安のプランを利用すれば、年間1万円にもなりませんので、赤字となってしまうリスクは低いでしょう。

しかし、安定して成果報酬を得るには、ブログの更新を続け、情報のメンテナンスをしなければなりませんので、かなりの手間がかかるビジネスです。

最初は、収入ゼロの状態が続くとは思いますが、もし軌道に乗れば、それなりの収入を得ることも可能です

また、最近ではYouTubeに動画をアップして広告収入を得ようとしている方も増えています。動画ははスマートフォンで撮影し、動画制作ソフトは無料で使えるものがいくつも出ていますので、機材コストなどがかからず、初期コストも抑えることができます。

ただ収益化するには、登録者数と総再生時間が一定の基準を超える必要がありますが、収益化してしまえば、一度撮影した動画が繰り返し再生されますので、安定した不労所得を得ることは可能です。

裏技不労所得編

王道不労所得編では、資産をほとんど持っていないサラリーマンの方が始められる不労所得を稼ぐ方法について紹介してきましたが、次に裏技として、少しの資産を持っているサラリーマンの方が始められる裏技不労所得について紹介していきます。

その1:自動販売機

ちょっとした面積の土地でできるのが、自動販売機の設置です。飲料などの自動販売機を設置して、不労所得を得ることができます。

運営方法としては、大きく二つ、フルオペレーションタイプとセミオペレーションタイプに区別されます。

フルオペレーションは、商品の詰替えや管理、ゴミ処理などすべてを業者が行ってくれるため、手間がかかりません。本業に支障をきたさないことや管理の手軽さから、多くの方がフルオペレータータイプを選択しています。

売上に関しては業者と取り決めた割合が自分の取り分となりますが、売上金額の20%が標準的なようです。基本的には電気代しかかかりませんが、月の電気代は3,000~4,000円のようです。

自動販売機を自分で購入もしくはリースし、商品の詰替えや管理、ゴミ処理などもすべて自分で行う方法がセミオペレーションタイプです。

業者に任せず自分ですべてを管理するため、販売する商品や価格も自分で決められますし、売上がそのまま自分のものになります。

ただし、初期費用や手間がかかることからセミオペレーションタイプを選択する方は少数派のようです。

月に300本くらい売れれば、売上としては約45,000万円くらいの売上になりますので、20%の取り分であれば9,000円くらいの収入となります。そこから、電気代を差し引けば5,000円くらいは手元に残るでしょう。年間では60,000円程度ですが、不労所得としては十分でないでしょうか?

その2:駐車場・駐輪場

駐車場や駐輪場の経営は、賃貸物件を建築する場合と比較しても、かなり少ない投資で始めることが出来ます

大きな建物などを建てる費用がない分、金銭的リスクは低くなります。建物を建てる必要がないので、駐輪場の経営であれば、早ければ2週間ですぐ始められるというのも大きな魅力です。

大規模でなくて、自動車一台、自転車一台からも始めることができます。場所によって相場は異なりますが、自動車であれば月に10,000円、バイクなら月に3,000円、自転車なら500円くらいは取れるでしょう。

それほど大きな土地をお持ちの方は少ないかと思いますが、バイク一台と自転車数台の敷地があれば、年間5万円くらいの不労所得を得ることができるでしょう。

また、自分の土地を持っていなくても、駐車場・駐輪場用地を借りて、また貸しするということもできます。契約上、また貸しを禁止してる場合もありますが、もし、また貸しが可能であれば、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

その3:太陽光発電

太陽光発電に関しては、FIT制度という、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(Feed-in Tariff)により、一般家庭や事業者が再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が買い取ることを国が約束する制度があります。

これは、国内での再生可能エネルギーによる発電の普及を目的としており、日本では「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(FIT法)」に基づき2012年7月に開始しました。

屋根に太陽光パネルを設置したり、また、野立ての小規模ソーラーへ投資をし、発電した電力を電力会社に販売することで、不労所得を得ることが一時期はやりました。

ここ数年、電力の買取価格が下がったことなどにより、不労所得を得る水準の投資ではなくなってしまっていましたが、最近になり、自宅の電気料金が上がりだしたため、電気料金を削減する手段として、屋根に太陽光パネルを設置するのが、また、注目され出しています。

不労所得とにはなりませんが、月々の電気代を数千単位でも減らすことができますので、実質的な所得を増やす効果はあります。

ファンドマネージャーからのアドバイス

ここまで不労所得を得る方法を紹介してきましたが、副業として労働力を売って収入を得るのでなく、不労所得を得ようとするのであれば、元手となる、それなりの資産は必要です

無から収入を得ることはできません。労働力を提供するか、もしくは、資産を持って運用するしかありません。

ブログやYouTubeで稼ぐ「プチ不労所得」にトライされる方も多くいますが、それなりの労働力を投入する必要がありますので、趣味の延長であれば別ですが、不労所得とは言い切れないでしょう。

元手となる資産を持つのは大変ですが、大きな資産が必要という訳ではありません。使っていない貯金、空いているスペースであったり、借りた場所であっても成り立つこともあります。ちょっとした資産があるかどうか、身の回りをもう一度見直してみましょう。

サラリーマンは本業に時間を取られてしまっていますので、副業にまた時間をかけてしまうと、休む時間も無くなってしまいます。本業に加えて、副業でも時間を切り売りするのではなく、小なりといえども資産を持って稼ぐ方法を学べば、時間を切り売りすることなく、どんどんと不労所得を増やすことも可能となるでしょう。

まずは、ここで紹介したような、ハードルが低い「プチ不労所得」にトライしてみてはどうでしょうか?

まとめ

ここまで不労所得を得る方法を紹介してきましたが、不動産投資や株式投資であれ、その他の方法であれ、少しの資産は必要となります。時間をお金にかえるような副業もありますが、こちらは不労所得とは言えませんし、サラリーマンが、副業でも時間を切り売りするのは、健康上・精神衛生上も好ましくはありません。

逆に少しの資産があれば、ここで紹介したように、何かしらの不労所得を得るチャンスはあります。資産が全くない方は、少しでも資産を作るところから始めましょう。

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