家賃収入だけで生活する方法!具体的な流れを徹底解説します

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家賃収入だけで生活したい。不動産投資を始める方の中にはそういった希望を持っている方も多いのではないでしょうか。しかし実際に家賃収入だけで生活するだけの収益を不動産投資で得るとなると、それなりのコツが必要です。今回は家賃収入だけで生活していくための具体的な流れやポイントを徹底解説していきます。

サラリーマンは家賃収入だけで生活はできる様になる?

そもそも、不動産投資において家賃収入だけで生活することは可能なのでしょうか。結論からいうと、簡単ではないですが可能です。非常にざっくりとした計算ですが、不動産投資の利回りは3%~5%と言われています。例えば年収300万円程度の生活をしたいと思えば、6000万円の物件が必要になります。ただし、これは現金で用意した場合です。ローンを組むとなると、返済金なども加わるため、2~3億円の投資が必要と言われています。

普通のサラリーマンが2~3億円のローンをいきなり組むということは現実的ではないと言えるでしょう。また不動産投資の実績もなければ、高額のローンを組むことは難しくなります。そのため、いきなり2~3億円の物件を用意するのではなく、まずは小さく投資し、ステップを踏んでいくことが家賃収入で生活するための近道となります。

家賃収入だけで生活するまでのキャッシュフロー

では、一体どのようにしていけば、家賃収入だけで生活できるようになるのでしょうか。ここでは日本の平均的な世帯年収である500万円を例に、費用と収益を説明していきます。

不動産投資にかかる初期費用

まず不動産購入の際にかかる初期費用を計算しましょう。例えば前述の6000万円の物件を借りる場合ですが、大体の方がローンを組まれることになるかと思います。投資用ローンですが、一般的に年収の10倍から20倍まで組むことが出来ると言われています。

年収500万円という想定であれば、ローンを通して物件を借りられる可能性は高いといえるでしょう。ただし、不動産投資にかかる初期費用は物件そのものの費用だけではありません。

  • 融資頭金
  • 融資事務手数料
  • 融資保証料
  • 印紙代
  • 登録免許税
  • 司法書士報酬
  • 仲介手数料
  • 不動産取得税
  • 各種保険

不動産投資の初期費用は、融資の頭金や印紙代、司法書士への報酬など様々な費用がかかります。その金額は、平均して不動産投資の初期費用は10~15%と言われています。6000万円の物件への投資を考えるのであれば、900万円ほどの初期費用を用意しておく必要があります。


もしや諸費用も用意が難しいという場合は、オーバーローンといって全ての費用を借りることもできます。ただし、その分金利や返済の負担は重くなります。例えば、900万円を借り3%の金利とすると、金利だけでも約30万円支出が増える点に注意しましょう。

不動産投資に必要な初期費用はいくらか?抑えるためのコツも解説します

不動産投資を始める際、どれくらいの初期費用を準備したら良いのでしょうか。また、将来的に不動産投資を始めたいのだけれでも、だいたいどの程度の初期費用を貯めることを目標にしたら良いのでしょうか。 こ...

維持・管理にかかるコスト

続いて、不動産投資の維持・管理にかかるコストを計算していきます。物件を購入後も、不動産投資では様々な費用が必要になります。

  • 管理委託費
  • ローン返済金
  • 広告費
  • 修繕積立費
  • 固定資産税

不動産は購入したら終わりではありません。人が住み始めたら管理するための費用が必要ですし、ローンの返済もしていかなくてはなりません。また建物は老朽化していきますから、修繕に備えて修繕費を積み立てておく必要もありますし、税金もかかります。

不動産投資は家賃などの収入から、これらの経費を差し引いたものが利益となります。

家賃収入だけで暮らしていくためのポイント3つ

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では、家賃収入だけで暮らしていくための不動産を運用するにはどういったことに気を付けていく必要があるのか、ポイントを解説します。

1.運用しながら、複数物件の所有を目指す

1件目の運用が安定してきたら、2件目、3件目も同様の手順で購入を目指していくのが、不動産投資で生計をたてるには一番の近道です。

もちろん、いきなり一つの物件で生計を立てられる収益を目指す方法もありますが、普通のサラリーマンにはそれだけのローンを借りられない可能性があること、また一つの物件に絞った場合、その物件で失敗したら、リカバリーが効かないことを考えても、複数の物件を購入していきリスクを分散しつつ、生計を立てるだけの収入を得ることをお勧めします。


不動産投資はしっかりと知識をつけ、情報を見極めれば、ミドルリスク、ミドルリターンの投資と言われています。まずは一件目をしっかりこなし、家賃収入を月20万、50万と段々と増やしていくことを目指し、ぜひ二件目三件目と挑戦してみて下さい。

2.利回りが高い物件を購入する

不動産投資初心者ですと、都内のワンルームを新築でといった買い方をする方もいるかと思います。しかし、新築物件は一般的に利回りが低いために、複数物件を購入していくにはあまり向いていません。そのため、複数物件の所持を目指していくのであれば、高い利回りの物件を探していくといいでしょう。具体的には中古物件などは利回りが高くなりやすいので、中古のワンルームマンションなどを探してみてもいいかもしれません。

3.信頼できる不動産会社との付き合いを続けていく

家賃収入で暮らしていけるだけの収入を不動産投資で得ようとする場合、複数不動産を所持し、運用していくことになります。そのため、10年、20年といった計画での運用が必要になってくる可能性があります。また複数不動産を所持する場合は、なかなか管理も自分ですべてをすることは難しく、不動産会社に頼むといったことも考えられます。そのため、信頼できる不動産会社を見つけ、関係性を築いていくことが大切になってきます。

家賃収入で暮らしていくようになった人のブログ

実際に、家賃収入で生活するようになった方のブログを紹介しておきます。実際の体験を知ることで、どのように投資を進めていけばいいのか、イメージも湧きやすくなるかと思います。

あすなろLIFE

あすなろLIFEは、なんと不動産投資を始めてから1年半でサラリーマン卒業したというあすなろさんの体験をつづったブログです。ブログでは、実際の運用の様子がリアルに描かれており、これから不動産投資をしたいという人には大変参考になります。ぜひのぞいてみて下さい。

あすなろLIFE

赤井誠のゼロからの不動産投資と世界旅行

著書の赤井誠さんは、いわゆるサラリーマン大家からスタートし、現在は11棟81室を所有し。総資産は約6.5億円、年間家賃収入は約7500万円 キャッシュフロー約4500万円という不動産投資オーナーです。サラリーマンからどのように時間を作り、不動産投資を軌道にのせたのか、その過程が詳しく書かれていますので、忙しくて自分には不動産投資はできないとお考えの方にお勧めです。

赤井誠のゼロからの不動産投資と世界旅行

ボロ戸建から始める不動産投資ブログ

最後に紹介するのは、ボロ戸建てから始める不動産投資ブログです。サイト管理人のわっきんさんは、自己資金200万でボロ戸建を購入、不動産投資を開始します。複数物件を購入していくコツは、いかに利回りが高い物件を運用していくか。そういった意味でボロ戸建てはうまく運用できれば最適な物件といえます。家賃収入で生活したいという方は、ぜひ目を通しておきましょう。

ボロ戸建から始める不動産投資ブログ


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