資産運用や投資が副業にあたるのか気になっているというサラリーマンの方からの声を多くいただきます。資産運用に興味はあっても、会社が副業を禁止しているから始められない。今日はそんな悩みを持つ方のために、資産運用や投資が副業に当たるのか、また、忙しいサラリーマンにお勧めの資産運用や投資を紹介していきます。
副業とは?
そもそも副業とはどういったものなのか、その定義について説明したいと思います。副業の定義は色々ありますが、意味としては、本業以外に行われる仕事であり本業より業務量が少ないものをさします。
また、よく似た言葉で兼業がありますが、こちらは本業以外の業務を兼務するということであり、
イメージとしては複数の本業を持つというものが近いです。
投資、資産運用は副業にあたる?
では、投資は資産運用は副業にあたるのでしょうか?結論としては、当たる場合もあればあたらない場合もあります。例えば、銀行に預貯金をすることで金利が貰えますが、これを投資や資産運用であり、副業だという人はいません。しかし、例えば為替のデイトレードをしており、会社から帰宅した後は日夜チャートを見ているということであれば、副業にあたるといえるでしょう。
つまり、副業にあたるかどうかは、どれくらい時間をかけているのかなどがあてはまります。例えば株式や債券などを買ってほとんど触っていないという場合は、副業にはあたらない投資、資産運用であるといえます。
副業は認められている
ちなみになのですが、厚生労働省が2018年に改定したモデル就業規則においては、副業は認められています。
モデル就業規則
労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる。
公務員でも副業はできる
また、その他公務員でも副業は可能なのかという質問をいただくことがありますが、公務員でも副業は可能です。ただし、会社の経営については明確に禁止されているので注意が必要です。
【副業規定に違反しない】おすすめの投資、資産運用5選
それでも、会社に副業禁止規定があるから違反しないか心配。サラリーマンで忙しくて、副業をしている暇がない。そんな方のために、副業禁止規定に違反しない、手間いらずのお勧めの投資、資産運用を紹介します。
投資信託
投資信託は、資産運用会社に資金を預け、代わりに運用してもらう投資です。自分で投資先を探したりということは一切ないため、手間も時間もかからないので、サラリーマンの方にもお勧めです。その分手数料がかかってしまうというデメリットがありますが、投資初心者はまず投資信託を考えてみるといいでしょう。
株式投資(長期)
資産運用や投資でお勧めなのは、株式投資です。といっても、短期に売買するデイトレードではなく、長期での分散投資がお勧めです。特に、複数の銘柄に分散して投資を行うインデックス投資が長期投資には向いています。手元に使わないお金があるなら、まずは株式投資を考えましょう。
債券
債権も、短期で売買するのではなく長期で持つことをお勧めします。債権については、元本割れのリスクが少ないため、毎日チャートをチェックしたりという必要はありません。そのため、副業で投資や資産運用を行いたいという方にはぴったりです。
不動産投資
不動産投資というと、管理が大変というイメージがあるかもしれませんが、管理会社に管理を任せるなど工夫をすれば、手間も少なく運用することが出来ます。まとまったお金があるが運用方法がわからないという場合は、不動産投資を選択肢にいれてみるといいでしょう。
外貨預金
外貨預金は、文字通り外貨で預金を行うことです。日本では金利がほぼないに等しく、銀行に預けていてもお金は増えませんが、外貨であれば日本の何十倍もの金利がついていることも珍しくありません。
資産運用に興味があり、海外が好きという方は、外貨預金をお勧めします。
まとめ
本日は、副業禁止でも取り組める投資や資産運用を紹介しました。今や資産は自分で守る時代であり、政府も積極的に投資を推奨しています。しっかりと自分の頭で考え、行動してく必要がある時代だといえるでしょう。